平成22年12月18日 今戸 長昌寺において、熊澤南水さんをお招きし、山本周五郎 作
『日本婦道記』より「糸車」を演じて頂いた。
ゲストとして、噺家の柳家我太楼 師匠にもお越しいただき、会に先立ちトークと南京玉すだれで会場を和ませて頂いた。
語りでは、南水さんの実生活での苦労話を枕に、引き込まれるような語り口調で、会場は笑顔と涙で包まれた。
2010年12月18日
平成22年12月18日 今戸 長昌寺において、熊澤南水さんをお招きし、山本周五郎 作
『日本婦道記』より「糸車」を演じて頂いた。
ゲストとして、噺家の柳家我太楼 師匠にもお越しいただき、会に先立ちトークと南京玉すだれで会場を和ませて頂いた。
語りでは、南水さんの実生活での苦労話を枕に、引き込まれるような語り口調で、会場は笑顔と涙で包まれた。
2010年10月19日
平成22年10月19日 東村山市の多磨全生園にて、日蓮宗宗務院主催 北部宗務所・青年会共催のお会式法要が行われた。
大導師を望月兼雄宗務所長、副導師を小林見静教化センター長 駐在布教師の大庭一記師、式衆を北部青年会有志が勤め、多磨全生園入園者並びに唱行会員と支援者の皆様と共に、本年第七百二十九遠忌にあたる宗祖に報恩の志を奉げた。
法要後、入園者並びに唱行会員と支援者の皆様が御用意して下さった御膳を共に頂戴し、楽しい懇親の一時を過ごした。
2010年08月15日
平成22年8月15日 65回目の終戦記念日を迎え、「戦没者追善供養並世界立正平和祈願法要」が、千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて行われた。同墓苑は昭和34年に創建され、毎年日蓮宗の法要が行われている。今年は51回を迎える。
猛暑のなか、大導師を 渡邊照敏 日蓮宗宗務総長、副導師を 鈴木良敬 東部宗務所長・矢嶋泰淳 西部宗務所長・石井隆康 南部宗務所長・望月兼雄 北部宗務所長の、東京四管区宗務所長 が勤められ、修法導師は渡邉宝道東京都北部修法師会会長、式衆に東京四管区の修法師会、声明師会、青年会の会員が出仕した。
六角堂の中央に安置された陶棺に向かい声明、読経、修法を行い、表白文で戦没者諸精霊に追悼の意を表すとともに、檀信徒・一般の参列者約400人が合掌焼香し戦没者への慰霊と世界立正平和への祈りが捧げられた。また、管内からも平和への祈りとして千羽鶴が捧げられた。
この千鳥ヶ淵戦没者墓苑に納められている御遺骨は、昭和28年以降に政府派遣団が収集したものや、海外から帰還した部隊や個人によって持ち帰られたものである。
いずれも氏名不詳などの理由により遺族に引き渡すことのできなかった御遺骨であり、なかには軍人、軍属のみならず海外において犠牲となった一般邦人も含まれている。
奉安されている御遺骨は、硫黄島、フィリピン、マリアナ諸島、マーシャル諸島、パラオ諸島、ビスマーク・ソロモン諸島、モンゴルより収集され、今年も新たに3,000余柱が納められ、総数358,269柱(平成22年5月現在)となった。
2010年06月22日
平成22年6月22日 本山 谷中 瑞輪寺にて教師大会が行われた。
開会にあたり、望月兼雄宗務所長は「北部管内をより良くする為に、活発な意見を出し合って頂きたい」と述べられ、続いて本山 瑞輪寺 井上日修猊下より「北部唯一の本山として北部管内に協力して行きたい」との御言葉を頂戴し、管内僧侶の意見交換の場が開会された。
また、吉田見悠宗会議員からは宗門の現状報告が行われ、伝道担当事務局・教化センター・布教師会・修法師会・声明師会・社教会より現状活動報告が行われた。
最後に、宗務院・宗務所・五会(布教師会・修法師会・声明師会・社教会・青年会)に対する質問に対しての返答が行われ、閉会となった。
2010年05月09日
平成22年5月9日 足立区の法立寺に於いて、開基の明応2年(西暦1493年)から517年を経た春の日に住職交代の儀式、法燈継承式が営まれた。
法要に先立ち、天童稚児行列が行われ、新住職の渡邉彰良師を先頭に0歳から9歳までの
お稚児さん50人が、隣のしょうぶ沼公園から法立寺まで練り歩いた。
その後、本堂で法燈継承法要が営まれ、住職の渡邉宝陽師から新住職の渡邉彰良師に
払子が手渡された。
渡邉宝陽師は第40世として、立正大学に奉職するかたわら、51年間住職を務め、区画整理事業や本堂・書院等の伽藍整備を進めた。
2010年04月29日
平成22年4月29日 今戸 長昌寺に於いて《紙切り・落語・高座説教》の会が行われた。
祭日ということもあり、大勢の方に来山いただけた。
寄席演芸で使われる高座と、僧侶が上がる高座は元々同じものであり、同じ高座に上がり共通点また違いを見て貰いたい。との思いで行われた。
約2時間半という長時間に及んだが、時間を忘れる程の有意義な時間が過ごせた。
2010年04月27日
平成22年4月7日 東村山市の多磨全生園にて、日蓮宗宗務院主催の釈尊降誕会・花まつり法要が行われた。
北部管内より10名の教師が出仕し、入園者並びに唱行会員・支援者等20名と共に、お釈迦様の降誕を祝った。
法要後 入園者の皆様による手作りのお食事をご供養いただき、楽しいひとときに懇親を深めた。
2010年03月28日
平成22年3月28日 足立区善立寺に於いて"カエル信仰"をテーマにしたシンポジウム「アジア・信仰・カエルキャラクター」が開催された。
基調講演では考古学者の 前園実知雄 奈良芸術短期大学教授が、中国古代の"カエル信仰"がどう日本に伝わっているか、具体的な遺物を取り上げながら語られた。
劇場公開されているアニメ「ケロロ軍曹」で主役の声を務める声優の 渡辺久美子氏 の話に来場していた子ども達も大喜びで、その声に何度も歓声が上がった。
主催者の善立寺住職 新倉典生師 は「カエル信仰はその生態に由来するものが多いが、その思いは古くから"モノ"に込められ、世界に広がり、今に伝えられている。現在、身のまわりにある"カエル民芸"や"カエルキャラクター"も知らず知らず、カエル信仰が込められたものかもしれない。一方、悲しいことに我々の身近な自然環境から生き物のカエルが姿を消しつつある。こうしたシンポジウムが人と自然を考える場にもなることを期待している。」と結ばれ、好評のうちに終了となった。
2010年02月03日
平成22年1月20日~2月3日 本年も有志の僧侶による寒修行が大寒より節分まで15日間行われた。
寒修行とは1年で最も寒い時期に大きな声で御題目(南無妙法蓮華経)を唱え太鼓を叩き寺から寺・町から町を巡り歩く修行である。
本年も台東区 谷中を中心として 浅草や北区周辺までを歩いた。
路上においては地域の皆様の安全を祈り、寺では先師に対する感謝を申し上げた。
寒風の中、日々お迎えをして頂いた各寺の関係者、街角や家々の玄関で合掌し祈る人々に触れ、長年続いている寒修行の意義、歴史を感じた15日間であった。
2010年01月06日
平成22年1月6日、第1回 和合会が足立区 谷中 法立寺に於いて開催され、渡邊宝陽会長導師のもと本堂にて先師追悼法要が厳修された。法要後 席を移し、会長より新年のお言葉を頂戴し、続いて望月兼雄 所長、吉田見悠 宗会議員より年頭の御挨拶を戴いた。
今回、新しく和合会の会員となった正法寺の佐野詮修師、延壽寺の竹内煌雲師、神野寺の安永秀岳師が紹介され、会長より佐野詮修師に折五条が手渡された。管内各聖41名が出席し、賑やかな新春の時を過ごした。