十一月二十六日、東京都北部布教師会主催による第五十九回教師研修会が日暮里 本行寺様に於いて北部管内より十二名の教師出席のもと開催された。
研修会では、慶應義塾大学非常勤講師 正木晃先生を講師にお招きし、
「日蓮聖人とマンダラ」と題してご講義をいただいた。
昨年NHK、「こころの時代」で「マンダラを生きる」と題して出演されていた正木先生のマンダラについての講義は、大曼陀羅御本尊の中の「不動」「愛染」、「天照大神」「八幡大菩薩」の意義、また真言密教における国家鎮護の修法「法華経法」の解説まで広く及び、日蓮聖人とマンダラの関わり、法華経の密教的側面にふれる貴重な講義となった。