管内ニュース

2018年11月26日

平成30年度 教師研修会

十一月二十六日、東京都北部布教師会主催による第五十九回教師研修会が日暮里 本行寺様に於いて北部管内より十二名の教師出席のもと開催された。
研修会では、慶應義塾大学非常勤講師 正木晃先生を講師にお招きし、
「日蓮聖人とマンダラ」と題してご講義をいただいた。
 昨年NHK、「こころの時代」で「マンダラを生きる」と題して出演されていた正木先生のマンダラについての講義は、大曼陀羅御本尊の中の「不動」「愛染」、「天照大神」「八幡大菩薩」の意義、また真言密教における国家鎮護の修法「法華経法」の解説まで広く及び、日蓮聖人とマンダラの関わり、法華経の密教的側面にふれる貴重な講義となった。


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2018年09月05日

平成30年度 見聞団(佐野・妙顕寺)

9月5日、東京都北部宗務所主催による佐野見聞団が開催された。中老僧・天目上人開創の本山妙顕寺に教師16名/檀信徒34名の計50名が参拝した。
  台風一過の快晴のなか、東北自動車道をバスで北上して佐野へ向かった。佐野SAスマートICから10分ほどで妙顕寺に到着する。本堂において妙顕寺貫首・ 齊藤日軌猊下の御導師のもと御開帳法要が執り行われ、厄除願満祖師像ならびに宗祖御真骨を礼拝した。引き続き、 齊藤日軌猊下より「宗祖御真骨縁起」や「日本列島中心の佐野で大曼荼羅御本尊の中心である御題目を唱える功徳」などの法話を拝聴した。
 参拝後、一行は自然に囲まれたレストラン「6月の森オーベルジュ」へ移動した。荒居稔宣伝道事務局長からご挨拶のあと、リラックスした雰囲気のなかで昼食を楽しんだ。
  その後、「道の駅 佐野みかも」「佐野プレミアムアウトレット」に立ち寄り、地元の特産品などのお土産を買い求めることができた。今回の見聞団で印象的な 出来事は、バス移動中に1号車のエアコンが故障して車中はかなりの熱気となったが、日頃から御題目修行に励んでいる教師・檀信徒の中から不平不満を漏らす 者はいなかったことである。

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2018年05月15日

旧感應寺・彰義隊墓前法要

平成三十年五月十五日、旧感應寺報恩法要(東京都北部布教師会主催)並びに彰義隊第百五十一回忌慰霊法要(東京都北部宗務所主催)が厳修された。
 旧感應寺報恩法要は、午前十時五十分より天王寺境内に基壇される青銅鋳造 釈迦如来坐像(日蓮宗として当寺院が最後の法灯を輝かした第十五世日遼上人の御名を刻む)御前にて、土田恵敬布教師会会長導師のもと、大本山池上本門寺より酒井智章執事、肉倉堯雄宗務所長はじめ北部管内より教師二十名の御参列を頂戴した。続いて、午前十一時より旧感應寺歴代墓所および天王寺歴代墓所にても報恩法要が厳修され、開基日源上人・初祖日耀上人より続く歴代先師に報恩感謝と不受布施法難嘆徳の誠を捧げた。
午後一時からは、上野公園内・彰義隊墓所にて、肉倉堯雄宗務所長大導師、副導師は土田恵敬布教師会会長、常岡裕道社教会会長のもとに彰義隊慰霊法要が厳修された。法要には、午前より引き続いて大本山池上本門寺 酒井智章執事、北部管内より教師二十七名の御参列を頂戴し、彰義隊ご遺族・関係からは、二十五家族の御参列を戴いた。法要終了後は、酒井智章師より御法話があり、大本山池上本門寺と彰義隊慰霊墓所との仏縁について拝聴した。

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2018年04月10日

平成三十年 多摩全生園 釈尊降誕会 花まつり法要

四月十日、多磨全生園・唱行会御堂に於いて「釈尊降誕会
花まつり法要」が営まれた。
当日は晴天にも恵まれ、園内の唱行会御堂では、信徒の皆様にて手作りの荘厳なる灌仏祭壇が整えられ、大導師に宗務院伝道部長 松井大英 上人を迎え、副導師には日蓮宗駐在布教師 大庭一記上人を、式衆には東京都北部青年会より十名の出仕者にて、園内信徒の皆様と共に盛大なるご法要が厳修された。
その後、園内信徒の皆様と昼食・茶話会を共に致し、一人一人自己紹介を行い、懇親を深めた。特に、大場上人のサックスによる奏でる音色には皆が酔いしれ、楽しいひとときとなった。
また、園内信徒の皆様それぞれに手厚き歓迎ご親切を掛けて頂き、皆様の御芳情は、青年僧としてより一層の仏道精進の励ましとなった。

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