平成三十年五月十五日、旧感應寺報恩法要(東京都北部布教師会主催)並びに彰義隊第百五十一回忌慰霊法要(東京都北部宗務所主催)が厳修された。
旧感應寺報恩法要は、午前十時五十分より天王寺境内に基壇される青銅鋳造 釈迦如来坐像(日蓮宗として当寺院が最後の法灯を輝かした第十五世日遼上人の御名を刻む)御前にて、土田恵敬布教師会会長導師のもと、大本山池上本門寺より酒井智章執事、肉倉堯雄宗務所長はじめ北部管内より教師二十名の御参列を頂戴した。続いて、午前十一時より旧感應寺歴代墓所および天王寺歴代墓所にても報恩法要が厳修され、開基日源上人・初祖日耀上人より続く歴代先師に報恩感謝と不受布施法難嘆徳の誠を捧げた。
午後一時からは、上野公園内・彰義隊墓所にて、肉倉堯雄宗務所長大導師、副導師は土田恵敬布教師会会長、常岡裕道社教会会長のもとに彰義隊慰霊法要が厳修された。法要には、午前より引き続いて大本山池上本門寺 酒井智章執事、北部管内より教師二十七名の御参列を頂戴し、彰義隊ご遺族・関係からは、二十五家族の御参列を戴いた。法要終了後は、酒井智章師より御法話があり、大本山池上本門寺と彰義隊慰霊墓所との仏縁について拝聴した。