管内ニュース

2023年08月31日

令和5年 上野彰義隊法要

令和五年五月十五日、旧感應寺報恩法要(東京都北部布教師会主催)並びに彰義隊第百五十六回忌慰霊法要(東京都北部宗務所主催)が厳修された。
 旧感應寺報恩法要は午前十時四十五分より天王寺境内に基壇される青銅鋳造釈迦如来坐像御前にて、新井智顗布教師会会長導師のもと、荒居稔宣宗務所長はじめ北部管内より教師十六名の御参列を頂戴した。続いて、午前十一時より旧感應寺歴代墓所および天王寺歴代墓所にても報恩法要が厳修され、開基日源上人・初祖日耀上人より続く歴代先師に報恩感謝と不受布施法難嘆徳の誠を捧げた。
 午後一時からは、上野公園内・彰義隊墓所にて、荒居稔宣宗務所長を大導師、副導師は新井智顗布教師会会長、竹内煌雲修法師会会長のもとに彰義隊慰霊法要が厳修された。法要には、池上本門寺 木内隆志執事長、北部管内より教師二十七名の御参列を頂戴し、彰義隊ご遺族・関係者からは二十七名御参列を戴いた。法要終了後は、木内隆志師よりご法話があり、大本山池上本門寺と彰義隊慰霊墓所との仏縁について拝聴した。また当日は雨天のなかであったが、五月の新緑が瑞々しい上野の山に、唱題読誦の厳粛なる妙音が響き渡った。

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