令和元年9月、10月と台風15号、19号が日本列島を直撃し、各地に甚大な被害をもたらした風雨の災害に対して青年会として僅かながらでも支援が出来ないかと思索し、昨年と同様、上野 徳大寺様の門前を提供頂き、会員有志にて募金活動を行った。
10月26日、27日の両日で行い、314,375円もの募金を頂き、後日、日本赤十字社に振り込んだ。
2019年10月27日
令和元年9月、10月と台風15号、19号が日本列島を直撃し、各地に甚大な被害をもたらした風雨の災害に対して青年会として僅かながらでも支援が出来ないかと思索し、昨年と同様、上野 徳大寺様の門前を提供頂き、会員有志にて募金活動を行った。
10月26日、27日の両日で行い、314,375円もの募金を頂き、後日、日本赤十字社に振り込んだ。
2019年08月02日
8月2日 令和になって初めての青年会主催の川施餓鬼法要が、常岡瑞裕青年会会長のもと青年会会員15名が出仕し、開催された。
今年も浅草橋の船宿三浦屋様に屋形船を用意して頂き、会員一同で施餓鬼棚を飾り付け、お花やお供物などをお供えし、法要準備を整えた。
船は墨田川を上り、船上で東京都慰霊堂への供養をし、御題目を唱えながら川上まで着くと東京湾に向け再び川を下りながら、青年会会長導師のもと川施餓鬼法要を行った。
関東大震災、東京大空襲をはじめ、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨災害、含む各地の自然災害物故者、戦災物故者、管内寺院始め檀信徒、有縁無縁一切の精霊に、会員一同が至心に読誦唱題し法味を捧げ、各霊位の菩提を弔った。
川施餓鬼法要の後、荒居養行師を修法導師に平和と安穏、東京湾・隅田川水上交通安全事故防止、並びにお世話になった船宿 三浦屋様の商売繁盛祈願を行った。
2018年04月10日
四月十日、多磨全生園・唱行会御堂に於いて「釈尊降誕会
花まつり法要」が営まれた。
当日は晴天にも恵まれ、園内の唱行会御堂では、信徒の皆様にて手作りの荘厳なる灌仏祭壇が整えられ、大導師に宗務院伝道部長 松井大英 上人を迎え、副導師には日蓮宗駐在布教師 大庭一記上人を、式衆には東京都北部青年会より十名の出仕者にて、園内信徒の皆様と共に盛大なるご法要が厳修された。
その後、園内信徒の皆様と昼食・茶話会を共に致し、一人一人自己紹介を行い、懇親を深めた。特に、大場上人のサックスによる奏でる音色には皆が酔いしれ、楽しいひとときとなった。
また、園内信徒の皆様それぞれに手厚き歓迎ご親切を掛けて頂き、皆様の御芳情は、青年僧としてより一層の仏道精進の励ましとなった。
2017年05月15日
日蓮宗東京都北部宗務所が主催する上野彰義隊百五十回忌墓前法要が5月15日、都立上野恩賜公園内彰義隊墓所で営まれ、僧侶檀信徒約250人が参列した。
慶應4年(1868)5月15日、彰義隊と官軍による上野戦争が勃発し、夕刻には勝敗が決しました。上野の山にて戦死した彰義隊隊士266名(正確には不明)の御遺体は縁故者が引き取りを申し出ましたが、南千住円通寺(曹洞宗)佛摩上人の願い出に、ようやく新政府に弔う官許を得て荼毘納骨埋葬が叶いました。
隊士終焉の地であり火葬荼毘の地でもある上野の山に墓所建立の声が上がり、特に隊士であった小川興郷氏は七回忌を機に奔走し、彰義隊隊士遺族が中心となって建立に至りましたが、建設費に莫大な費用を要した為に一度撤去されてしまいます。
この窮状を見かねて新墓所建立に御尽力されたのは、当時の白山・大乗寺住職、後の池上本門寺第66世貫首となられた本雄院日舜上人でした。日舜上人は私財を投じて工事を着工し、明治17年(1884)、新規墓所建立と相成ります。日舜上人や小川家は墓所の将来の維持と供養等の全権を東京府に願い出て、許可を得ました。彰義隊墓所は東京都公認の史跡として今日に至ります。台東区上野を管区とする東京都北部宗務所は、彰義隊墓所にて御遺族を招き、隊士御命日の毎年5月15日に慰霊法要を厳修し、本年で百五十回忌の節目を迎えました。
徳川家有縁寺院である天台宗寛永寺・真言宗護国寺・日蓮宗谷中瑞輪寺・浄土宗増上寺・日蓮宗池上本門寺(50音順)各宗御本山にて、法要開式の午前11時に梵鐘を伝供され、引き続き延命院修徒・下宮弘聖上人が舞楽「陵王」を奉納。その後、日蓮宗宗務総長小林順光猊下を大導師、東京都四管区宗務所長を副導師に迎え、会行事に龍泉寺住職・土田恵敬上人、首座に龍谷寺住職・大坂浩規上人、式衆に日蓮宗宗立谷中学寮生、伶倫に橘雅友会各聖出仕のもと、上野彰義隊百五十回忌舞楽梵鐘伝供大法要が盛大に営まれました。
徳川宗家18代当主徳川恒孝氏より、徳川慶喜公筆の「撰法華経」が北部宗務所長望月兼雄副導師に渡され御宝前に奉納され、再度、徳川家有縁寺院である各宗御本山の梵鐘伝供の映像が流れ、彰義隊隊士之霊位鎮魂の願いを込めて、御宝前に奉納されました。
また、小林順光大導師が奉告文を御奉読、徳川宗家18代当主徳川恒孝氏が追福のお言葉を述べられ、参列の僧侶を代表して大本山池上本門寺貫首菅野日彰猊下が風誦文を御奉読され、参列された彰義隊隊士御遺族の方々の目には感激の涙が浮かび、参列者・参集者が思いを込めて焼香を手向け、上野彰義隊百五十回忌舞楽梵鐘伝供大法要は無事に円成しました。閉式後、川柳公論社主催による、川柳献句供養と彰義隊に関する川柳句会が同墓所で開かれ、参加者はそれぞれに鎮魂の願いを謳い上げました。